体脂肪率測定方法の種類

最も普及しているのは「生体インピーダンス法」

現代の日本では、メタボが問題となっていますね。
健康を管理して「肥満」を防ぐことがカギになっているのですが、ポイントになるのは体重よりも「体脂肪率」ですから、自分の「体脂肪率」を把握しておく必要があります。
体脂肪率を測定する方法は、何種類かありますので、いくつか例に挙げながら説明していきたいと思います。

 

 

現在、生活習慣病が問題視されていますが、そのカギを握っているのが「肥満」であると言われています。

 

肥満度を知るためには、「体脂肪率」計算する必要があるのですが、測定方法には次に挙げるような種類があります。

 

 

■水中体重秤量法
水中に全身を沈め、水中の体重計で体重を量り、大気中での体重差から身体密度を計算し、測定する方法。
水中体重秤量法は、「アルキメデスの原理」を応用した方法で、正確な値が得られるため、「体脂肪率の基準」とされていますが、大掛かりな装置が必要になることと、完全に息を吐ききった状態にしなければならないため、呼吸を止めて苦しい思いをする、という欠点があります。

 

■空気置換法
密閉された装置内に入り、空気の圧力変化を測定して身体密度を計測する方法で、大相撲の力士が用いる測定方法として知られています。
原理は、「水中体重秤量法」とほぼ同じですが、比較的正確ですし、苦しい思いをする必要のない方法になっています。

 

■二重エネルギーX線吸収法(略称:DXA、DEXA)
波長の異なる2種類のX線を前身に照射して、透過率の差から身体組成を計測する方法。
本来は“骨密度”を測定する方法でしたが、体脂肪量や筋肉量を測定する精度も高いため、現在では、「体脂肪率」の標準的な測定法になっています。

 

■キャリバー法(皮下脂肪厚法)
“皮下脂肪厚計”で皮下脂肪の厚みを測定してから、計算式に測定値を代入して計測する方法。
測定は簡便なのですが、皮下脂肪の分布には個人差があること、技能を要すること、内臓脂肪の測定ができないことなど欠点があります。

 

■生体インピーダンス法
体に微弱な電流を流して“生体インピーダンス”を測定し、体脂肪率を推定する方法。
現在、最も普及している測定方法ですが、身体の状態によってインピーダンスに大差が生じることや、メーカーによってノウハウが異なることから、機器によるバラツキが目立つなどの欠点が挙げられています。

 

「体脂肪率」計算する方法は、上記以外にも、CT法、MRI法、体内カリウム測定法、超音波法、近赤外分光法、六フッ化硫黄希釈法などがありますが、大掛かりで特別な装置を必要としますので、一般的ではありません。

 

 

生体インピーダンス法を採用したことで、家庭に測定機器を広まったのですね。

 

体脂肪計が現われるまでは、体重の増減にばかり気を取られていましたが、健康管理には、自分で体脂肪をコントロールすることがポイントのようです。
特に、内臓まわりに付いている体脂肪は、さまざまな症状を引き起こすやっかいな存在です。

 

体脂肪率をこまめに測定して、美容や健康に役立てましょう。

 

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